占いでのアドバイスを生かしてほしいという話
時々、占いのアドバイスを全く聞かずに行動してしまう方がいらっしゃいます。
「連絡しないほうがいいと言われたけど、我慢できず連絡して振られた」
「彼の金銭関係に問題があると言われたけど、特に気にせず結婚したら借金が発覚した」
そういう報告を聞くたびに、複雑な気持ちになるのです。
占って終わりでは占いの意味がない
前回の記事
↑こちらでも書きましたが、占いは「占ってからどう行動するか」が一番大切です。
ですが、前述の通り、「アドバイスもわかるけどやっぱり私はこうさせてもらいます」と占いガン無視の方が結構いらっしゃいます。
良いんです。所詮占い。自分を信じて自分のやりたいように動いてもらっていいと思います。
でも・・・どうしても、もったいないなあと感じるのです。
もったいない例
Aさんから恋愛相談を受けた時の話です。(※掲載許可いただいてます)
好きな人と脈はあるか、告白していいかどうか占ってほしいとのこと。
出てきたカードから、明るい未来があること、あまりグイグイ行かずゆっくりと仲を深めること、告白するタイミングは今ではないこと、告白にベストな時期などをお伝えしました。
しかしAさんは自分の気持ちを抑えられず、勢いのまま相手に告白。
占いのアドバイスもあり迷ったそうですが、我慢できなかったと。
結果は失恋でした。
その報告を聞き、とっても複雑な気持ちになりました。
もったいないな・・・うまくいったかもしれないのにな・・・と。
占いをどう生かすかが大事
もちろん、アドバイス通りにしていれば結ばれたのかと言われれば、そうとは限りません。
むしろ占いを信じすぎるよりも、自分のやりたいことをやりたいようにやるほうが健全だと思っています。
ただ、アドバイス内容がすぐに実行可能である場合だったり、どうするべきか迷ったときは、できるだけアドバイスを生かしてほしいのです。
というか、そうでないと占いの意味がありません。
でも、無理にアドバイスを受け入れなくてもいい
そうは言っても、占いの結果やアドバイスが受け入れられないときもあります。
別れたほうがいいとか、諦めたほうがいいとか、忘れたほうがいいとか・・・自分にとってつらいアドバイスや、簡単に心が傾かないようなことですね。
そんなときは、無理しなくていいです。
ゆっくり受け入れてもいいし、あまりにつらいのならば信じないのもアリだと思ってます。自分を苦しめては意味がないですからね。
ただ、出たカードですから、胸が痛くても参考程度には心に留めてほしいところです。
もうひとつ、アドバイスを受け入れなくてもいい場合があります。
これで間違いないと自分の中で思える場合です。
Aさんの状況を借りるなら、「今ここで告白するしかない!」というその時の直感や雰囲気がビシバシ出ていて、占いなんて信じてる場合じゃないよ、って時です。
そんな時は自分の感覚を信じていいと思います。
そもそも占いは決断を後押ししたり、迷ったときに参考にするものなので、自分の中で間違いないと思えることは、占いを信じなくていいのです。
迷ったり、悩んでいるときに占いを頼れば良いのです。
チャンスを逃している場合もある
失敗談ばかり上げましたが、成功のチャンスを逃している場合もあります。
良い出会いがある暗示なのに、実行せずせっかくの機会を逃している場合など。
失敗より発覚しにくいぶん見えづらいのですが、こういったプラスになるアドバイスもぜひ生かしてほしいところです。
占いはあなたを後押しし、必要なメッセージを教えてくれるものです。
迷ったときこそ、気軽な相談相手という感覚で、占いに耳を傾けてみてくださいね(^^)